流産、不育症について。
不育症・不妊治療・体外受精
前にブログにまた詳しく伝えますと書いてから、書くタイミングが測れなくて間隔空いちゃいましたが💦
私なりに伝えられることを書いて、
まだ認知が低い『不育症』を少しでも多くの方に認知してもらいたい。
伝えられることはあくまで私のケースですが、同じ不安を持ってる方に1つの経験談として少しでも参考になれれば。
簡潔に書かなきゃと思いながらも、長い記事になっちゃって、、読みにくかったらすみません。
私が不育症を疑い検査に至るまでの経緯。
れおを妊娠出産した時は、異常や不調もなく今考えると本当に奇跡、ありがたいくらい経過が順調での安産(38週6日)でした。
でも、2人目はなかなか理想通りには授かれず。最初は不妊を疑い始めました。
2年間授かれなかったら不妊治療を受けた方がいいというのを耳にして、2年間はまだ大丈夫だと思い続けて、ちょうど2年たったころに2度目の妊娠。2012年。
念願の妊娠も、7週でも胎嚢の確認が出来ず稽留流産となりました。
悪運だったのかもしれない、でも自分を責め、そして妊娠をさらに焦るようになりました。
また2年は自分たちのタイミングでと考えて、通院はまだ踏み切れず。
3度目の妊娠は、またちょうど2年後の2014年。
喜びよりも不安ばかり頭にあって
心拍確認が出来てつわりも始まり、それでも不安で病院をはしごして通常より回数を多く健診に通って一喜一憂して。
2度連続はない、大丈夫。と毎日言い聞かせてた。
けど不安は現実になり、
心拍確認が出来てつわりも始まり、それでも不安で病院をはしごして通常より回数を多く健診に通って一喜一憂して。
2度連続はない、大丈夫。と毎日言い聞かせてた。
けど不安は現実になり、
つわりが治まった?と体調に変化があった矢先、12週の検診で心拍停止になっていました。
赤ちゃんの大きさから予想して10週頃には心拍停止になっていたみたいで、また稽留流産です。
姿が見えてあんなに愛おしかったのに、
最後に残されたのは数枚のエコー写真と空白欄ばかりのもらって間もない母子手帳。
1度目の時も、2度目の時も、
先生に告げられた瞬間に血の気が引いて病院で倒れて旦那に連絡がいって泣きながら電話で話して。
家族に会った時の申し訳ない気持ち。
自分を責めるしかない気持ち。
周りが恵まれていく中どうして私なんだろう。
なんで産めないのか。抱けないのか。
たった数%の悪い確率の方になんで自分が?
先生からは初期流産は母体に原因ないと言われたけど納得出来なくて、
そしてまた繰り返してしまいそうな先が不安で。
寝れずに毎晩ネットで調べて、不育症の検査を受けようと決めました。
卵巣、卵管、子宮、血液、ホルモン、夫婦の染色体、その他。
検査してもらった結果、私には不育症と判断される要素が見つかりました。
不育症とは、
妊娠はするけどお腹の中で育てられず流産・死産を繰り返してしまう症状のこと。
流産を2回繰り返すことを反復流産、
3回以上繰り返すことを習慣流産と呼ばれていて、
通常、妊娠した15%(7人に1人)は、
特別な原因はなくても自然流産をしてしまうのですが
2回連続して流産する確率は2~4%、
グッと低くはなるけど100人に4人というのは原因がなくてもあり得る確率。
3回連続する確率は0.3~0.8%、
稀なので、何らかの流産を繰り返す原因があると考えて検査をすることが進むられたりします。
もちろん検査をしても原因が全く見つからず、
『たまたま流産を繰り返し経験してしまった』
と考えざる終えない方もたくさんいると思います。
様々な検査項目の中で、私が不育症と診断される要因になったのは
抗リン脂質抗体症候群
抗リン脂質抗体が血液中にあると血液が固まりやすく、
そのため胎盤まで血液が届かず、胎盤から栄養を貰う赤ちゃんが育ちにくいかもしれないとのことでした。
原因不明の病気ですが、幸い薬での治療はあって予防が出来る不育症です。
(引っかかる項目の中には治療法がない不育症もあります。)
れおの時は、本当に順調すぎる妊娠経過だったからなんでだろう?と疑問はあるけど
れおの時は抗体がまだなかったのか、運が良かったのか、れおの生命力が強かったのか。
治療法は、
抗凝固薬という薬で血液を流れやすくする。
症状によっては飲み薬or自己注射ですが、私はアスピリンという飲み薬だけです。
妊娠の可能性がある排卵日から薬を飲んで、妊娠初期から血液凝固を防ぎます。
れおの時は、本当に順調すぎる妊娠経過だったからなんでだろう?と疑問はあるけど
れおの時は抗体がまだなかったのか、運が良かったのか、れおの生命力が強かったのか。
治療法は、
抗凝固薬という薬で血液を流れやすくする。
症状によっては飲み薬or自己注射ですが、私はアスピリンという飲み薬だけです。
妊娠の可能性がある排卵日から薬を飲んで、妊娠初期から血液凝固を防ぎます。
生理が来たら飲むのをやめ、また排卵日になったら飲むを繰り返す。
薬の服用中は逆に血が止まりにくくなるから、
生理や怪我では通常より多出血になったり、妊娠中も飲むからふんばったりするだけですぐ出血しやすいみたい。
正直、不育症と言われた時はショックだったけど『やっぱり』っていう感情が率直だったかもしれない。
人によって不育症と診断された項目も違えば、感情も様々だと思うけど、
私としては検査をたくさんしても『原因不明でした。次回に向けての対策はありません。』となるよりは、、
原因らしき事が見つかり治療ができる方が次の妊娠また頑張ってみようと不安が少しだけ和らいだ。
旦那にも、
『おまえがまた辛い思いをするかもなら(3度目また流産かもしれないとか、不妊治療に対しての不安があるなら)、俺は2人目は諦めてもいい。まだ頑張りたいならいくらでも一緒に頑張る。』
って2度目の流産後に言われたんだ。
現実を突きつけられる感じはもちろんあるけど、私は検査をして本当に良かった。
それでも、
それでも、
100%不育症が原因による流産かは定かではないし
たまたま2回悪運が重なっただけだったのかもしれない。
1度目の流産では赤ちゃんの姿も見えなかったので分からないけど、
2度目の時はエコーで赤ちゃんの首にむくみがあったから不育よりも染色体異常の可能性の方が高いとも説明された。
(流産後の染色体検査はしなかったので明確ではないけど)
不育症と診断された後でも、治療をしたことによって70%の方がその後出産できたというデータもあります。
不育の検査は3度以上繰り返してしまう習慣流産の方に勧める病院が多いみたいだけど
私みたいに2度でもしてくれるはずなので自分から不育に詳しいクリニックに行き、検査希望と伝えた方がいいです。
不妊クリニックの中でも、不育症検査については有無があるはずです。
特に夫婦染色体異常の検査は夫婦で話し合ってから慎重に決めるべきだと思います。
不育検査は不妊治療同様、全て保険外だから検査費用は全部高いけど(一通り検査をするとなると8〜10万)
辛い気持ちをまた繰り返す前に少しでも対策できるならそれに変えられるものは無いので、、
あくまで私のケースのみを書いてるのでこれが不育症の全てではないですが、、
あくまで私のケースのみを書いてるのでこれが不育症の全てではないですが、、
少しでも世間の認知が広がりますように。
不育症はまだまだ医学でも分かっていない点が多い病気です。
不育検査と同時進行で、不妊治療も通うことになりました。
話がさらに長くなってしまうので、また別の時に話します>_<
長い記事を読んでくれてありがとうございます!