帝王切開の記録

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ゆっくり振り返って書く暇がなかなかなくて退院から日数経っちゃったけど💦

忘れないうちにも、
帝王切開・入院中のことを記録していきたいと思います✏️






【9月20日 前日入院】



🕝14:30 入院のため病院へ

NSTなどの手術に向けた準備や説明を受けてからは夕飯の時間まで部屋で休む。

🕘21:00  もう1度NST。

🕙22:00 絶食開始
(22時前までにと、持参していた夜食をギリギリまで食べてたw)

🕛24:00 絶飲開始

🕐出されていた眠剤を飲み寝る




ベビー室にいる産まれたばかりの赤ちゃん達をガラス越しに見に行ったりして、

明日私も会えるんだなぁと思うと、顔も知らない人の赤ちゃん見てるだけで泣いてた。











【9月21日 帝王切開当日】


  
🕕6:00 起床
 歯磨きの時に口をゆすいで喉の渇きを抑える。



🕗8:00
旦那とれおが病院に着いて手術の時間まで部屋で家族団欒。

まだまだこれから手術なんだという実感がなくて気持ちには余裕がある。





🕘9:15
いよいよ手術室へ。
手術室の中に入って術前準備が始まった瞬間、
急に緊張して体がガタガタ震える。



麻酔の説明を麻酔科の先生から聞く。

下半身麻酔と、術後の痛み止め点滴、この2つを脊髄に。



脊髄の注射ってかなり痛いと聞いていたから、
帝王切開するにあたって麻酔にはかなりビビってたけど💦


先生曰く、
「親知らず抜くときの歯茎への注射くらいだから!」
「手首にした点滴の針より細いからそんなに痛くないよ!」


背中をエビみたいに丸めて、脊髄の骨と骨の間に注射をして背中を押される。



針が刺さった瞬間ピクッとしちゃったけど、
本当に思っていたより痛くはなかった😂

採血や点滴とそこまで痛さは変わらない感じかな。




麻酔が入ってから、
濡れた冷たいガーゼを体に当てながらどこまで麻酔が効いてるかの確認。



数分もしないうちに
デコルテはガーゼの冷たさが分かるのに、胸から下は冷たさが感じなくなる。

ガーゼを当ててるくらいなら皮膚に触れられてる感覚も分からない。







そして担当医が手術室に入り

🕙 9:50 帝王切開スタート。






メスが入る感覚はよく分からなかったんだけど、
お腹を押されていたりすると痛みはないけど感覚が分かる不思議。





デコルテから下はカーテンみたいに見えないようにはなってるけど

手術用のライトが自分の真上にあってライトの周りのシルバーの部分が鏡みたいに反射してて

お腹切ったり血が出てたりお腹開いたり、、って全部見えちゃってた。笑



低置胎盤で多量出血が予想されていたから、万が一の時に止血処理をしやすいようにとお腹は縦切り。





割と冷静に手術が進むのをライトの反射越しに見てたけど、

お腹の中の赤ちゃんの姿が見え始めた瞬間に号泣。





先生達が
「もう出るよー!時間ー!」
と時間を気にし始めて



9時57分、杏奈誕生。







「おめでとうございます。
女の子ですー!」

と、私が見えるように顔の近くで見せてくれて


でも10秒くらいだったし
私泣いててよく見えなかったけど

とにかく産まれてきてくれてありがとう
ってずっと心の中で繰り返してた。







私のお腹を処置してくれてる間も

産声あげる前に赤ちゃんを綺麗にするために別の部屋に連れて行かれたから、とにかく無事に泣けたのかが気になってた。








この時に、旦那は処置が終わったばかりの杏奈を抱っこ出来たよ。








れおの自然分娩の時もそうだったけど、初だっこはどちらも旦那。


産むのは私なのにーって羨ましいけど。笑
パパとして最初に自覚する瞬間だろうから色んな想いを感じてくれてたかな☺️

(子供はこの部屋には入れないかられおは病院にあるキッズルームで待機。)









「子宮の戻りが悪いから薬を2倍に!」
「出血1600です!」


とかの先生達の会話で多少不安になりつつ

でも用意していた輸血は使わずに済む出血量で、
無事手術も開始から1時間弱で終わり。






術後も緊張は溶けたはずなのに
身体の震えが止まらず。

ひたすらガタガタ震えてて、、
これだと心配させると思って震えを抑えたいのに止まらない。



出血も多かったし、震えも止まらないから、
念のためにナースステーションに近いLDRルームで休みましょうとなって。



すぐに杏奈に会いに行けるかなと思ってたから余計に様子が気になって旦那をLDRルームに呼んでもらって、

ちゃんと泣いてた?元気だった?
って聞けて安心。




麻酔は術後1時間くらいから徐々に切れて、
(触られるのが分かる→ピクッと少し動かせる)


部屋に戻れるようになった15:00くらいには、
足を自分で曲げ伸ばしたり動かせるようになって完全に麻酔は切れてた。






LDRルームで3時間くらい休んでから部屋に戻れるOKが出されて、


ストレッチャーで部屋に戻る前にベビールーム前に寄れて


初めて、あんなとれおに会えた時。







あんなを横に寝かせてくれてまた号泣。

5分くらいの短い面会だったけど本当に幸せな時間だった。





れおも始めてあんなと対面💕
抱っこは出来なかったけど手を握ったり優しいお兄さんの顔。





れおに帝王切開をするって説明した時すごく心配してくれて、テレビの影響からママが死んじゃうって泣いてくれたりお守り作ってくれてたり。


そんなことないし元気に産まれるための手術だよっていっぱい説明したけど、それでも手術を待ってる間は不安だったはず。




れおに会った瞬間、
緊張した不安そうだった顔から、私を見てニコって笑ってくれたのも忘れられない。







とにかく無事に
母子ともに手術が終えて本当に良かった。




産まれてきてくれて、
元気でいてくれて、

ありがとう以外の言葉がない。





部屋に戻って、この日はずっとベッドの上であんなの写真を見てたなぁ。









麻酔が切れてからも、
傷の痛みは痛み止め点滴のおかげでほぼ痛まず。


術後の痛みを覚悟していた分、
脊髄からの痛み止めの効果に驚き。



特にこちらから何も言わなくてもこの脊髄痛み止めを基本的に使用する病院だったんだけど

これから帝王切開で術後の痛みが怖い方はこの痛み止めが出来る病院なのか確認してみると良いかも!


ベッドから起き上がる勇気はなかったけど、
寝ている分にはかなりゆっくり休めたよ。



夜中くらいになって、
傷の痛みというよりは後陣痛が痛くて朝までほぼ寝れずだったけど。。




絶食・絶飲で、
お腹は空かなかったけど喉は渇ききってたし

あと尿管が苦手で早く明日になってーって時間が過ぎるのをひたすら待つ感じだったけど、


私の人生で大事な日となった9月21日は
無事に日付が変わりました😌








産後の入院記録に続きます✨